韓国のメニュー用語4つ|정식・추가・곱빼기・공깃밥の意味
韓国語のメニューで「정식(チョンシク/jeongsik)」は定食、「추가(チュガ/chuga)」は追加、「곱빼기(コッペギ/gopppaegi)」は大盛り、「공깃밥(コンギッパプ/gonggitbap)」は器に盛ったご飯を指します。料理名をすべて読めなくても、この4語が分かれば、セットにするのか、量や品数を増やすのかを判断しやすくなります。
ただし、単語だけではセットの細かな中身や追加料金までは分かりません。ここでは意味に加え、注文前に何を確認すればよいかを整理します。カタカナは読み方の目安です。
정식は、主菜にご飯やおかずが付く定食
정식は、主な料理にご飯やおかずなどを組み合わせた食事です。料理名の後ろに付いていれば、その料理を中心にした定食と考えると分かりやすいです。韓国観光公社の料理翻訳ガイド(本文58ページ)でも、日本語訳は「定食」とされています。
単品との値段の差だけでなく、何が付いてくるのかも確認しておくと安心です。写真だけではセットの範囲が分かりにくい場合は、「뭐가 같이 나와요?(ムォガ カチ ナワヨ/mwoga gachi nawayo?/何が一緒に付いてきますか)」と聞けます。ご飯を追加する前には「밥이 포함돼요?(パビ ポハムドェヨ/babi pohamdwaeyo?/ご飯は含まれていますか)」と確認すれば、重複した注文を避けられます。
추가は追加。値段と増やす品目を確認する
추가は、何かを付け加えることです。メニューの「치즈 추가(チジュ チュガ/chijeu chuga)」ならチーズの追加、「면 추가(ミョン チュガ/myeon chuga)」なら麺の追加という意味になります。何を増やすのかと、その追加分の値段を一緒に見ましょう。
추가という単語そのものに、有料・無料の区別はありません。料金が分からないときは、品目を指して「추가하면 얼마예요?(チュガハミョン オルマエヨ/chugahamyeon eolmayeyo?/追加するといくらですか)」と尋ねられます。もともと食事に付いているおかずのおかわりと、メニューにある「추가」は別扱いの場合があります。
곱빼기は大盛り。二皿注文することとは違う
곱빼기は、通常より量を増やした大盛りです。麺料理などで見かける表現で、「곱빼기로 주세요(コッペギロ ジュセヨ/gopppaegiro juseyo/大盛りでお願いします)」と頼めます。同じ料理を二つ注文するのではなく、一つの料理の量を増やしたいと伝える言い方です。
どの部分がどれくらい増えるかや、追加料金は店によって違います。麺や具材、スープがすべて二倍になるとは限りません。量が気になる場合は、注文前に確認すると安心です。大盛りの表示がない料理なら、対応できるかを先に聞きます。
標準的な綴りは곱빼기です。国立国語院の表記解説でも、この形が正しいとされています。
공깃밥はご飯。空の器が必要な場合は別に頼む
공깃밥は、茶碗などの器に盛ったご飯です。メニューでは공기밥という表記を見かけることもありますが、標準的な綴りは공깃밥です。韓国観光公社の料理翻訳ガイドでは「ご飯」と訳されています。
鍋や焼肉にご飯を足したいときは、もともと付いているのか、別注文なのかを確認してください。追加するなら「공깃밥 하나 주세요(コンギッパプ ハナ ジュセヨ/gonggitbap hana juseyo/ご飯を一つください)」と頼めます。
空の器がほしい場合は、「빈 그릇 하나 주세요(ピン クルッ ハナ ジュセヨ/bin geureut hana juseyo/空の器を一つください)」と伝えます。공깃밥を頼むと、ご飯が入った状態で出てきます。取り分け用の空の器だけが必要な場合は、「빈 그릇」と伝えましょう。
注文前は「内容・量・追加料金」の順に見る
定食か単品かで迷ったら、まずセット内容を確認します。そのうえで、量を増やしたいなら곱빼기、具材などを足したいなら추가、ご飯が必要なら공깃밥の欄を見ます。最後に追加料金も確認しておけば、注文するときに迷いにくくなります。
なお、この4語は最低注文数を表すものではありません。「2人前から」など人数や数量について別の注記がある場合は、そちらも確認してください。
参考資料
韓国観光公社「2023 음식명 외국어 번역 가이드 / A Guide to Translating Korean Food」:本文58ページ(定食)、62ページ(ご飯)、183ページ(大盛り・ご飯の追加料金に関する案内例)。
国立国語院「곱빼기・곱배기の表記」:곱빼기の標準表記。
国立国語院「공깃밥 문법」(2025年回答):공깃밥の意味と表記。