韓国の「백반(ペッパン)」と「韓定食」はどう違う?メニューの見分け方
まずは、ご飯・汁物・おかずの組み合わせに注目
백반(ペッパン/baekban)は、ご飯と汁物、複数のおかずを組み合わせた韓国の定食です。한정식(ハンジョンシク/hanjeongsik/韓定食)は、さまざまな韓国料理を組み合わせた献立を指します。ただし「白飯定食は必ず安い」「韓定食は必ず高級なコース」と決めると、実際の店で戸惑います。名前だけで決めず、メニュー写真と料理の内容を一緒に見て選ぶのが近道です。
日本の定食を思い浮かべると、主菜一品が中心にあり、ご飯と汁物が添えられた形を想像しやすいでしょう。韓国の백반では、ご飯と一緒に複数のおかずを少しずつ食べるのが一般的です。日本の定食のように、一つの主菜がはっきり決まっていないこともあります。
白飯定食は「白いご飯だけ」の注文ではない
白飯定食という日本語表記から、ご飯単品と勘違いしないようにしましょう。韓国観光公社は、炊いたご飯と多様なおかずを楽しむ食事として紹介しています。焼き魚や肉料理が付く例もあり、店の持ち味が食卓に表れます。おかずの種類や品数は同じ名称でも一定ではありません。
メニューに「제육볶음 백반(チェユクポックム ペッパン/jeyukbokkeum baekban)」とあれば豚肉炒めの定食というように、백반の前の料理名が選ぶ手掛かりになります。写真に大きな肉料理が写っている場合は、一人分なのか、数人で分ける料理なのかを確認すると安心です。「この写真は何人分ですか」と聞けば、実際の量も分かりやすくなります。
韓定食にも、お膳とコースの違いがある
韓定食では、多彩な料理が並ぶ見た目が印象的です。料理が一度に並ぶ形式もあれば、順番に運ばれるコース形式もあります。観光公社が紹介する「韓定食・大門」にも、定食と、一品料理を加えるコースの記載があります。名称だけでは内容を判断しにくい一例です。現在の献立や提供方法は店に確認しましょう。
予約時には、食べたい料理の有無と、食事にかかる時間を聞いておくと予定を立てやすくなります。「魚を食べたい」「肉料理を中心にしたい」と希望を決めてから献立を見ると、価格だけで迷いにくくなります。写真に載る全品が、どの価格帯にも付くとは考えないようにしましょう。
注文前に確かめたい三つのこと
最初に、表示価格が一人分かを確認します。次に、ご飯と汁物がその価格に含まれるかを見ます。最後に、料理が一度に出るのか、順番に出るのかを聞きましょう。ご飯を中心に落ち着いて昼食を取りたいのか、時間をかけていろいろな料理を味わいたいのかによって、合う店は変わります。
メニューを見るときは、정식(チョンシク/jeongsik/定食)も覚えておくと便利です。料理名にこの言葉が付いていれば、単品ではなく定食として提供されることがあります。単品の写真と定食の写真を混同しないよう、メニュー名を指差して確認しましょう。同行者と別々の定食を注文できるかも確認しておくと、それぞれの希望に合わせて選びやすくなります。
献立名が同じでも、季節や仕入れでおかずが変わることがあります。特定の料理が目当てなら、過去の写真だけで判断せず、その日に付くかを尋ねてください。백반と韓定食は、価格や格式だけでははっきり区別できません。メニューを見るときは、料理の内容や量、提供方法を確認すると選びやすくなります。