韓国の食堂ではスプーンと箸をどう使う?最初に知りたい食事の作法
この記事の目次
まずは「ご飯と汁物はスプーン」を目安に
韓国の食卓では、ご飯や汁物にスプーン、おかずに箸を使うのが基本です。日本でご飯を箸で食べ慣れていると少し新鮮ですが、二つの道具を料理に合わせて持ち替えると考えれば難しくありません。旅行中の食堂で、周囲の人とまったく同じように食べる必要はありません。まずは基本的な使い方を知っておけば十分です。
箸やスプーンがテーブルの上に見当たらなくても、すぐに店員を呼ぶ必要はありません。卓上のケースやテーブル脇の収納を確認し、見つからなければ店員に尋ねます。韓国観光公社も、箸やスプーンを引き出しに入れている食堂の例を紹介しています。場所が分かったら、必要な分を取り出して使います。
箸とスプーンは、料理に合わせて持ち替える
スプーンは韓国語で숟가락(スッカラク/sutgarak)、箸は젓가락(チョッカラク/jeotgarak)といいます。スプーンと箸は、料理に合わせて使い分けます。スープやご飯にはスプーン、おかずには箸を使うのが一般的です。韓国の金属製の箸は、慣れていないと少し滑りやすく感じることがあります。
料理によってはスプーンだけで食事が進むこともあります。反対に麺は箸を使う場面が多くなります。「ご飯は必ずスプーンで食べなければ失礼」と身構えるより、韓国の食卓でよく見られる基本形として知っておくと役立ちます。
器を置いたまま食べるのが基本
日本ではご飯茶碗を手に持ちますが、韓国では器を卓上に置いて食べるのが基本的な作法として紹介されています。スプーンですくえば、器を口元まで運ばなくても食べられます。汁物も同様に、まずスプーンを使ってみましょう。
共有の料理では、取り分け用の道具を確認
大皿や鍋にトング、お玉、取り箸が添えられていたら、それを使って自分の皿へ取ります。道具が見当たらず迷う場合は、店員に取り分け用の道具を頼みましょう。自分の箸やスプーンで共有の料理を混ぜたり、食べかけを戻したりしないようにしましょう。食堂の設備や一緒に食べる相手によって、取り分け方は異なります。
覚えておきたいのは、細かな形式より気遣い
箸をご飯に突き立てないことや、道具で人を指ささないことは、覚えておきたいマナーです。使っていない箸やスプーンは、店が用意した置き場所や自分の食器の脇に静かに置きます。年長者との改まった会食では、食べ始めるタイミングなどに気を配る場面もありますが、普段の食堂の雰囲気まで一律ではありません。
分からないことがあれば、同席者や店員に尋ねれば大丈夫です。日本とは少し違う食事の習慣を知っておくと、韓国の食堂でも戸惑わずに食事を楽しめます。